2019.04.05|カウアイ島
へなしゅん的ハワイ事典
へなしゅん的ハワイ事典 – カウアイ島
- ネイチャー
オアフ島よりも北にある島。西洋からやってきたキャプテンクックが、初めて上陸した島(初めて見つけたのはハワイ島)です。
グランドキャニオンのような巨大な大地の裂け目「ワイメアキャニオン」、ワイルア川を北上したところにあるシダに覆われた神秘的な「シダの洞窟」が有名です。一番のリゾートエリアは南にある「ポイプ」です。高級リゾートの「プリンスビル」が北にあります。
カウアイ島は、かつて、プレスリーの映画「ブルーハワイ」のラストシーンの撮影場所になるほど人気の観光地でしたが、1992年の「ハリケーン・イニキ」の直撃を受けて大打撃を受けてしまいます。以降、静かな田舎の島へ戻りつつあります。サトウキビプランテーション時代の廃墟があちこちに残っていたりして、歴史好きには興味深い島かもしれません。
初代カメハメハ大王がハワイ諸島を統一しようとした時、カウアイ島は最後まで独立を守りました。当時、カウアイ島の王は「カムウアリイ」でした。カムウアリイ王は、神に守られるかのように2回(1796年と1803年)も屈強なカメハメハ軍の進撃に耐えています。カメハメハ大王に「奪われた」島ではないからか、カウアイ島はカメハメハ大王の気配を感じません。「カウアイ・ミュージアム」の展示も、独特の歴史を感じるものとなっています。
