2020.12.23|ハワイ島

ハワイ島キラウエア火山が12月20日21:30(HST)に噴火再開。年末のキラウエアエリアの空を静かに赤く染めています

ニュース

USGSハワイ火山観測所(HVO)は、キラウエア火山の頂上にあるハレマウマウ火口内で光を検出し、2018年の大規模な噴火以来の、新たな噴火を観測しました。


6月15日のキラウエア火山国立公園再開時に撮影されたハレマウマウ火口は、前回の大規模な噴火により大きく広がり、火口の一部には雨水が貯まった状態でしたが、今回の噴火で火口の壁に複数の亀裂が走り、溶岩がその水たまりに流れ込み沸騰したため、水蒸気が最大約50メートル(約165フィート)に達したことが、USGSウェブカメラで観察されました。

ハワイ時間の12月21日時点でのハワイ島スタッフからの情報では、噴煙地から96マイル(約155㎞)、車でおよそ2時間のコナ支店があるカイルア・コナでは、地震など、身体に感じる変化は感じられす、2018年に溶岩流などが発生した大規模な噴火とは大きく異なると感じている、とのことです。

以下、在ホノルル日本国総領事館より抜粋:
●米地質調査所(USGS)は、現地時間の12月20日午後9時30分過ぎにハワイ島のキラウエア火山の噴火が始まったとして火山警報を発出しましたが、その後、火山注意報にレベルを引き下げました。
https://www.usgs.gov/center-news/usgs-hvo-volcanic-activity-notifice-eruption-k-lauea-volcano-summit-continues/

●ハワイ郡緊急事態管理局(Hawaii EMA)は、今回の噴火に伴う火山灰について、ハワイ島のカウ地区及びサウスコナ地区の住民に注意を呼びかけていますが、降灰のおそれは極めて低いとしています。
https://dod.hawaii.gov/hiema/news-release-ash-fallout-low-for-ka%ca%bbu-and-south-kona-districts/
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現在ハワイ火山国立公園は、通常通り営業をしていますが、 キラウエアビジターセンター、サーストンラバチューブなどの一部施設がは閉鎖したままです。また、公園内道路環境の一部悪化による大型車両の入場制限や、火山灰排出による公園内大気環境の悪化のため、心肺疾患のある方、乳児、妊婦への注意案内が発信されています。詳しくは、こちらを参照ください(英語)。

写真・映像提供:Hawaii Volcanoes National Park

<2020/12/22の情報です>

LeaLea Web 編集部
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