2020.10.13|オアフ島

へなしゅん的ハワイ事典

へなしゅん的ハワイ事典 – ウルポ・ヘイアウ

ネイチャー

ハワイはその昔、日本古来の「神道」に近い原始宗教を信仰していました。神社に近い存在の場所がヘイアウです。このヘイアウについては、このコーナーでも何度か紹介させていただいています。

■ハワイ島/プウホコラ・ヘイアウ
カメハメハ1世がハワイ諸島を統一する前に造ったヘイアウ

■ハワイ島/モオキニ・ヘイアウ
初めて生贄を捧げる儀式が行われたと言われているヘイアウ

■ハワイ島/カラレア・ヘイアウ
ハワイに初めてポリネシアンが上陸した場所のヘイアウ

全部ハワイ島でした。オアフ島のヘイアウについて書いていませんでした。でも、オアフ島のヘイアウについて書いたことなかったっけ?と思ったら、別のコーナーでした。

■オアフ島/ウルポ・ヘイアウ
オアフ島最古のヘイアウ

ウルポ・ヘイアウはカイルアにあるヘイアウです。海岸線ではなく、内陸にあるヘイアウですが、その記事では、どうしてこんなところにあるかについて書かせていただいてます。昔はウルポ・ヘイアウがあるあたりは海岸線だったのです。というわけで、今回、へなしゅん的ハワイ辞典では、ウルポ・ヘイアウが海岸線だった時代の地図を紹介させていただくことにしました。上の写真は、パフキニ・ヘイアウにある地図に手を加えさせていただいて作ったものです。

この地図の通り、現在、湿地帯が広がるカイルア南部は、かつて海でした。入江になっていて、古代ハワイアンにとって、住みやすい場所でした。ただ、この辺りの山側は切り立ったコオラウ山脈がそびえています。雨が降った後は水害が酷かったようです。

古代ハワイアンは、この水害からこの集落を守るためにヘイアウを3つ造りました。この中で、現在でも気軽に立ち寄ることができるのが、カイルア・ロード沿いにあるウルポ・ヘイアウなのです。

ヘイアウは日本の神社に近い存在のもの、と書きましたが、それは存在・位置付けのことで、そのもの自体はもっと原始的です。何も知らないで行くと、なんでここには石が山積みされとるんや?と思うような場所です(どんなところかについては「もう少しハワイを知ってみる*オアフ島最古のウルポ・ヘイアウ」をご覧ください。

行かれる場合は、そこはハワイアンにとって大切な場所であるということを忘れずに。失礼のないようにお願いします。

<2020/08/20の情報です>

へなしゅん
へなしゅん
福井県若狭地方生まれ。30歳を越えてからハワイ情報サイトの編集長としてハワイ入りし、現在は「ハワイスクープ」の編集長。ハワイ生活は20年目。WEB編集をやっているけれど、WEB技術は20年前レベル。英語も話せないまま。ハワイ史が好きでいろいろ調べたけれど、ハワイの象徴・フラは未経験、ウクレレもハワイ語もすべて中途半端なレベルというダメなおっさん。でも、記事は細かく作っている(つもり)。

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