2020.07.28|ハワイ島

へなしゅん的ハワイ事典

へなしゅん的ハワイ事典 – マンタ

遊ぶ/体験する

ハワイ島の海には、マンタというサカナが泳いでいます。でっかいエイで、めちゃくちゃでっかい口をしています。そのでっかい口を開けたまま泳いでいるので、海の中で出会ったら、食べられてしまうのではないか、と、かなりビビります。が、心配無用。彼らは人に噛みつくような歯は持っていません。っていうか、マンタはプランクトンしか食べません。

へなしゅんは、ハワイ島の海で何度も泳いでいましたが、偶然見かけたのは1回だけ。彼らは夜行性なのです。なので、へなしゅんが昼に泳いでてマンタを見かけたのは、かなり珍しいことみたいです。

10年くらい前から、マンタを見るために、夜の海へ出かけるツアーが増えてきました。マンタが夜行性なのは、食べている動物性プランクトンが夜行性だから。ツアーの船は、動物性プランクトンが多い湾岸沿いに停泊すると、ライト付のサーフボードみたいな浮きを下ろします。ウェットスーツを着た参加者は、そのライト付きのサーフボードにつかまって海へ入ります。

ちょっと分かりにくいと思うので、もう少し詳細に説明させていただきます。

参加者はゴーグルとシュノーケルを付けて、サーフボードみたいな浮きにつかまっています。一つの浮きにつかまっているのは10人ぐらい。浮きの周りに、参加者が輪になっている感じです。

浮きに付いているライトは、参加者を照らすためののものではありません。海中を照らします。と、まず海中の植物性プランクトンが集まってくるそうです。それを動物性プランクトンが食べにやってきて、それを食べにマンタが現れます。

へなしゅんがそのツアーに初めて参加したのは10年くらい前のことです。

夜の海を怖がる人がいらっしゃいますが、へなしゅんは大好きです。真っ暗ですが、暗いからこそ、ライトの光がブワッと広がります。しばらくすると、マンタが現れます。初めて見た時は、正直言ってビビりました。大人の男性が両手を広げたくらいのサイズがあるでかいサカナです。でもって、その真ん中に、人間の赤ちゃんなら飲み込んでしまえるほどの大きな口がついていて、それがポッカリ開いているのです。

マンタは、海中を照らすライトの近くを、何度も何度もぐるぐる回って動物性プランクトンを飲み込みます。マンタのお食事は、海中を眺めているツアー参加者の目の前で行われます。

まあ、イルカと違って、マンタはサカナなので、われわれ参加者のことは何も分かってない感じなんですが、すんごい迫力に興奮したのは覚えています。

<2020/07/10の情報です>

へなしゅん
へなしゅん
福井県若狭地方生まれ。30歳を越えてからハワイ情報サイトの編集長としてハワイ入りし、ハワイ生活は20年超え。現在は日本で「ハワイ」を追い求める日々。WEBをやっているけれど、WEB技術は20年前レベル。英語も満足に話せないまま。ハワイ史が好きでいろいろ調べたけれど、ハワイの象徴・フラは未経験、ウクレレもハワイ語もすべて中途半端なレベルというダメなおっさん。でも、記事は細かく作っている(つもり)。

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