2019.12.24|オアフ島
へなしゅん的ハワイ事典
へなしゅん的ハワイ事典 – ノースショア
- ネイチャー
ノースショアというのは、北海岸という意味の英語です。なので本当は特定する場所はないのですが、現在は、オアフ島のカフクエリアからカエナポイントまでの北西地区を指す意味によく使われています。
ハワイ諸島は、広い太平洋のど真ん中にポツンと浮かんでいます。まわりに何もないため、例えば風が吹いて波が起きたりすると、その波は、ハワイに到達する頃にはとても大きくなっています。季節による風向きや太陽の関係など、いろんなことが影響して、このエリア(北海岸)は冬になると大きな波が打ち付けています。
ハワイの王族の間で楽しまれていた「波乗り」を、西洋からやってきた人たちが真似し、そして、冬の北海岸で起きる大きな波にも挑戦するようになりました。いつしか、冬になると波乗りスポットとなる北海岸は「ノースショア」という名前で覚えられるようになりました。
ワイキキ周辺で、毎日波乗りを楽しんでいるサーファーに、「ノースショアにも行ったことがある?」と聞いてみましょう。半分以上は「ノースは無理無理!」と返事をします。本当にノースショアの波は別格みたいです。
ちなみに、夏のノースショアはとても静かです。夏は逆に南エリアの波が大きくなります。なので、ノースショアのサーファーがワイキキまで遊びにきたりします。といっても、波の大きさは冬のノースショアには全然かないません。

- へなしゅん
- 福井県若狭地方生まれ。30歳を越えてからハワイ情報サイトの編集長としてハワイ入りし、ハワイ生活は20年超え。現在は日本で「ハワイ」を追い求める日々。WEBをやっているけれど、WEB技術は20年前レベル。英語も満足に話せないまま。ハワイ史が好きでいろいろ調べたけれど、ハワイの象徴・フラは未経験、ウクレレもハワイ語もすべて中途半端なレベルというダメなおっさん。でも、記事は細かく作っている(つもり)。