2020.02.04|オアフ島
へなしゅん的ハワイ事典
へなしゅん的ハワイ事典 – リリウオカラニ
- アート/カルチャー
ハワイ王国、8番目で最後の王、リリウオカラニ女王。7番目の王、カラカウアの妹です。カラカウアが亡くなった後、1891年にハワイ王国の女王として即位します。
その時代、アメリカ人の経営者たちがハワイの経済を仕切っていました。彼らは共和制の勢力を作り、王政を廃止しようと動いていました。ハワイ王国を守ろうとする人々は、閣議で共和制派と闘いますが負けます。ハワイ人による反対集会が開かれますが、共和制派は臨時政府を作り、ハワイ共和国を設立。リリウオカラニは反乱首謀者としてイオラニ宮殿に幽閉されてしまいます。反乱で捕らえられた人々が許されることと引き換えに、ハワイ王国は滅亡しました。
ハワイ王国の王は、初代以外、みんな早く亡くなっていますが、リリウオカラニは79歳(1917年/大正時代)までご健在でした。ハワイの名曲「アロハオエ」の作者です。
※「アロハオエ」の作者は別の人っていう説もあるみたいなんですけど、よく分かりません。

- へなしゅん
- 福井県若狭地方生まれ。30歳を越えてからハワイ情報サイトの編集長としてハワイ入りし、ハワイ生活は20年超え。現在は日本で「ハワイ」を追い求める日々。WEBをやっているけれど、WEB技術は20年前レベル。英語も満足に話せないまま。ハワイ史が好きでいろいろ調べたけれど、ハワイの象徴・フラは未経験、ウクレレもハワイ語もすべて中途半端なレベルというダメなおっさん。でも、記事は細かく作っている(つもり)。