2020.02.07|オアフ島
へなしゅん的ハワイ事典
へなしゅん的ハワイ事典 – アロハエアライン
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1946年から2008年まで営業していたハワイの航空会社。現在も営業しているハワイアンエアラインとライバル会社として人気を二分していました。機体が細いハワイアンエアラインのボーイング717に対し、アロハエアラインはずんぐりしたボーイング737で、普通座席には指定がなく、並んだ順に好きな場所に座れるというシステムでした。いい場所に座るには、搭乗開始前に並んでおかねばなりません。そんなわけで、アロハエアラインのゲートにはいつも行列ができていました。
アロハエアラインのボーイング737は古いタイプの飛行機でした。滑走路に着陸した時、現在の飛行機は逆噴射をしますが、アロハエアラインのボーイング737は逆噴射をしません。噴射機後部のカバーが開いて、噴射機の出口を塞ぐような仕組みになっていました。カバーで塞いで逆噴射みたいな状態にするわけです。日本では見ることがない仕組みなので、初めてこれを見て驚く日本人はたくさんいました。
ハワイアンエアラインとは競合でしたが、何度も合併交渉が行われました。1970年、1988年、2001年と3回あったそうですが、全て失敗に終わったようです。原油価格の高騰などを受け破産。へなしゅんもアロハエアライン派やったので、運航を停止した時はとても悲しかったです。
