2019.11.05|オアフ島
へなしゅん的ハワイ事典
へなしゅん的ハワイ事典 – ハワイアンモンクシール
- ネイチャー
温かい海にいるアザラシです。クビのあたりがモンク(修道士)に似ているからハワイアンモンクシールと名付けられています。
絶滅危惧種だそうで、見かけることは滅多にありません。へなしゅんはハワイに20年近く住んでいますが、自然環境の中で見かけたのは14頭だけ。そのうち、ニイハウ島で3頭、オアフ島ワイキキで1頭、コオリナで2頭、カエナポイント(オアフ島の最西端)で2頭、カイルアのモクルア島で1頭なので、半分以上は人が少ない場所です。実際に、ハワイアンモンクシールが生息しているのはオアフ島より北の島々のほうが多いみたいです。
へなしゅんが見かけた11頭中9頭はいつまでもビーチに転がっていました。オアフ島ニューオータニホテルの近くで見かけた親子だけ、ビーチから泳ぎ去るのを見ることができました。たまたまかと思っていたのですが、実際、ハワイアンモンクシールはあんまり動かず、ビーチでだらだらしていることが多いみたいです。だらだらしているので近づいても危なくないだろう、と思ったら大間違いです。ハワイアンモンクシールは波打ち際から少し上陸したあたりで寝転がっていることがありますが、その「海とハワイアンモンクシールの間」を横切るようなことはしてはいけません。海への帰り道を遮られると思ったハワイアンモンクシールが突進してくるそうです。いつものだらだらな姿からは想像できないくらい素早い突進だそうです。そうです、とばかり書くのは、へなしゅんは見たことがないからです。
