2019.11.01|オアフ島
へなしゅん的ハワイ事典
へなしゅん的ハワイ事典 – フムフムヌクヌクアプアア
- ネイチャー
ハワイの州魚。日本語では「タスキモンガラ」と呼ばれているフグ目モンガラカワハギ科の魚です。
全長30cmないくらい。フムフムヌクヌクアプアアというのはハワイ語で、ハワイではそう呼ばれています。「豚のような鼻をした無骨な魚」という意味の名前で、確かに目と口元の間が離れていて、とぼけたような顔に見えます。捕まえる(警戒する)と「ブーブー」と鳴いたりするので名前に「豚」とついているとも言われます。ほとんど見かけませんが、日本近海でも場所によっては見かけることがあるそうです。食用ではなく観賞用と言われていますが、食べちゃう人もいるみたいです。ただし、ウロコが硬かったりして調理しにくいです。わざわざ食べることはないかも。
似たようなサカナがいますが、フムフムヌクヌクアプアアだと見分ける特徴が一つあります。尾がついている体後方に「く」の文字のカタチをした模様がついているのです。斜線状になってたり、全体的に色が違ってたりするサカナは別のものです。見た目がぼんやりした感じの可愛いサカナですが、けっこう活発で、他の魚に対して攻撃的になることがあります。雑食性で、海藻やウニなどだけでなく、他の魚を食べてしまうこともあります。
