2020.03.10|マウイ島
へなしゅん的ハワイ事典
へなしゅん的ハワイ事典 – マウイ島
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マウイ郡(マウイ島、モロカイ島、ラナイ島、カホオラヴェ島)の中心で、ハワイ諸島2番目に大きい島です。
島の西にある「ラハイナ」という町が、1845年までハワイ王国の首都でした。当時、世界の捕鯨船がハワイに集まってきていて、アメリカ、イギリス、フランス、ロシアなどの船乗りたちで賑わっていました。首都がホノルルに移ってからもしばらくは賑わっていましたが、ワイキキが開発され、飛行機の時代がやってくるにつれ観光客はオアフ島に奪われていきました。
奪われたといってもかつては古都があった島です。日本からの直行便がないためご存知ない方は多いですが、マウイ島カフルイ空港は、アメリカ本土からの観光客で常に賑わっています。オアフ島との一番の違いは、リゾートエリアが島の各地に点在していること。どのホテルに泊るかは、どのエリア(カアナパリ、キヘイ、ワイレア、ラハイナ、カパルア等)に滞在して何を楽しむかをよく考えてから決めましょう。
島の東の中心に、標高3055mの「ハレアカラ」という山があります。国立公園になっていて、山頂までクルマで登ることができます。ハレアカラの火口はとても大きく、ワイキキがすっぽり入ります。ハレアカラのさらに東に「ハナ」という町があります。カメハメハ大王の妻の1人「カアフマヌ」の故郷です。中心地から遠く離れていますが、ハワイ最大のヘイアウがあるなど、西洋人がやってくるまでは大きな町だったようです。

- へなしゅん
- 福井県若狭地方生まれ。30歳を越えてからハワイ情報サイトの編集長としてハワイ入りし、ハワイ生活は20年超え。現在は日本で「ハワイ」を追い求める日々。WEBをやっているけれど、WEB技術は20年前レベル。英語も満足に話せないまま。ハワイ史が好きでいろいろ調べたけれど、ハワイの象徴・フラは未経験、ウクレレもハワイ語もすべて中途半端なレベルというダメなおっさん。でも、記事は細かく作っている(つもり)。