2020.02.11|ハワイ島

へなしゅん的ハワイ事典

へなしゅん的ハワイ事典 – キラウエア

遊ぶ/体験する

「キラウエア」とはハワイ語で「吐く、広がる」という意味。ハワイ島のハワイ火山国立公園(ボルケーノ国立公園)にある火山の名前です。

国立公園へ入ってすぐ、巨大なクレーターがあります。ハレマウマウという噴火口で、これでも標高1247mあります。2008年から2018年まで煙をもやもや吹き出しながら噴火を続けていました。が、今はそれが嘘のように静かな穴ぼこに戻っています。

噴火しなくなったからキラウエアは眠ってしまったのか、というとそうではありません。ハワイ諸島は日本へ向かって1年に数センチずつ移動しています。そして、その大地を生み出しているのがキラウエアなのです。

キラウエアが海面上に現れたのは約10万年前です。噴火したりやめたりを繰り返しているのですから、10万年近く活動していることになります。

1916年にアメリカの国立公園となり、それ以降、入園料を払って見学できます。

へなしゅんが初めて訪れた2001年は噴火口を一周する道路が開放されていて、途中に作られた展望台からハレマウマウの火口を見下ろすことができました。2008年にハレマウマウから噴火が始まり、道路は一部閉鎖。現在も「ジャガーミュージアム」は閉鎖されたままです。

国立公園はここだけではありません。チェーンオブクレーターという道を南下すれば、海岸線まで降りることができます。この道は、はるか昔、ハワイ島の東まで続いていました。が、噴火によって途切れ、火山活動が活発な時には、海に流れ落ちる溶岩を眺める観光スポットになっていました(道の終点でクルマから降りて数時間歩かねばなりませんでしたが)。

※写真はネイチャースクールの「しょうよう」が送ってくれました。
ハワイ火山国立公園/Hawai‘i Volcanoes National Parkのオープン・クローズ情報はこちら(英語)。

  • コナ(ハワイ島)

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    $180.00

    12時間 〜

へなしゅん
へなしゅん
福井県若狭地方生まれ。30歳を越えてからハワイ情報サイトの編集長としてハワイ入りし、ハワイ生活は20年超え。現在は日本で「ハワイ」を追い求める日々。WEBをやっているけれど、WEB技術は20年前レベル。英語も満足に話せないまま。ハワイ史が好きでいろいろ調べたけれど、ハワイの象徴・フラは未経験、ウクレレもハワイ語もすべて中途半端なレベルというダメなおっさん。でも、記事は細かく作っている(つもり)。

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