2019.09.13|ハワイ島
へなしゅん的ハワイ事典 – カラレア・ヘイアウ
- アート/カルチャー
ハワイ諸島に人が上陸したのは4世紀頃。はるか南、タヒチのあたりからやってきたそうです。彼らは赤道を越えて北上し、最初にたどり着いたのはハワイ島最南端の岬「サウスポイント」だった、と。ハワイアンは文字を持たない民族だったので、その証拠はどこにもありません。なので、初上陸したのはサウスポイントだった、とは断言できないそうです。ひょっとしたら、他の島へ先に上陸していたかもしれません。
が、ハワイ島の最南端はハワイ諸島の最南端です。はるか南からやってきた人々が初めてたどり着いたのがサウスポイントだったとしたら、人々にとって、その場所は聖地になったんじゃないか。
証拠にはなりませんが、このサウスポイントには、穴が開けられた岩がいっぱいあります。ハワイアンたちが、カヌーをつなぎ止めていた穴なんだそうです。
そして、このサウスポイントに、古いカラレア・ヘイアウがあります。ヘイアウとは、石積みの神社のようなもの。教会やお寺のように、人々に宗教を広めるためのものではありません。カラレア・ヘイアウは、豊漁と安全を祈願する漁師のためのヘイアウだったそうです。
ハワイ島から上陸した人々の歴史がここから始まったとしたら、このヘイアウは一番古い歴史を持っているかもしれません。
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