2019.09.06|ハワイ島
へなしゅん的ハワイ事典
へなしゅん的ハワイ事典 – モオキニ・ヘイアウ
- アート/カルチャー
ハワイ諸島に人が上陸したのは4世紀頃と言われています。最初に勉強した時(20年ほど前)は500年代と言われていたのですが、もっと昔のことであることがわかったそうです。8世紀頃、サモアから大量の移民がありました。その時にいたサモアの王族は兄弟でした。
ウル:ハワイ島、マウイ島を統治
ナナウル:オアフ島、モロカイ島、カウアイ島を統治
この時にヘイアウが造られはじめました。ヘイアウとは、石積みの神社みたいなものです。教会やお寺のように、人々に宗教を広めるためのものではなく、神を祀る場所なのです。
11世紀に、今度はサモアからパアオという名前の僧侶がやってきます。僧侶といっても戦士みたいなもの。パアオはハワイ島へ上陸し、その地にいた王を倒し、征服してしまいます。そして、サモアから新しい王を連れてきて、新秩序を構築します。この時、生け贄を捧げるタイプの新しいヘイアウがつくられたそうです。その第1号がモオキニ・ヘイアウです。
初代カメハメハが生まれ育った、ハワイ島の北、HAWIにあります。が、幹線道路からは離れた場所にあり、舗装された道路も近くにないので、晴れて道が乾いている日しか近づくことができません。誰も来ないから寂れているに違いない、と思っていたのですが、果たして、そこにはキレイに手入れされた芝生が広がっていました。後から、ハワイアンたちが手入れしているらしい、と教えていただきました。
