2019.07.05|ハワイ島
へなしゅん的ハワイ事典
へなしゅん的ハワイ事典 – ヒロ
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ハワイ島の東にある町です。観光でいらっしゃる方にとって、あまり馴染みのない名前かもしれませんが、ハワイ州で2番目に人口が多い大きな町です。乾燥した大地だらけ、というイメージのカイルア・コナに対して、ヒロは緑が多い町。古い建物もたくさん残って風情がある町ですが、どこへ行っても大きな木があったりして、そんなに大きな町とは思えなかったりします。
今から15年前、へなしゅんはハワイ島の本を書くために、ヒロに滞在したことがあります。とある飲食店で日系人のおばあちゃんたちの集団を見つけた時のこと。へなしゅんを見たおばあちゃんが、急に日本語で話しはじめました。へなしゅんにではなく、おばちゃん同士で、です。時々こちらをご覧になって笑顔を見せてくれます。わたしたちは日本語がわかるよ、ということを伝えたかったようです。
ヒロというのはハワイ語です。なので、「Hiro」ではなく「Hilo」と書きます。ハワイ語で「撚りあわせる」「編む」という意味です。カメハメハ大王がこっそりヒロの友人を尋ねた時の話。なかなか帰ってこない王を心配した部下たちが、ティのロープでカヌーを編んで王を探しに行きました。王は無事に帰ってきましたが、このティでロープを編んだ話を聞いて、町にヒロという名前をつけたそうです。うーむ、なんだか分かったような分からんような。
