2019.04.26|オアフ島
へなしゅん的ハワイ事典
へなしゅん的ハワイ事典 – レイ
- アート/カルチャー
頭や首にかける装飾品のこと。
よく、花輪と言われたりしますが、レイには葉、木の実、貝殻などを使ったものもあります。材料に決まりはないので、なんでも繋げたらレイになります。ただ、レイはハワイ文化そのものといってもいい存在で、どんな材料を使ってレイを作るかによってメッセージが違ってくるので、材料の選び方には注意したほうがいいです。
ちなみに、へなしゅんは詳しくないので、どんなレイを買うかはお店の人に相談しています。「結婚式に持っていきたいんやけど」と言えば、お店の人が選んでくれます。そもそもレイは、装飾のためというよりも、マナ(霊力)を得るために身につけられます。いろんなものに神がやどるとされるハワイの原始宗教は、日本人にはなんとなく理解できるものではないでしょうか。
レイといえば「カメハメハデー」について少し書いておきます。オアフ島イオラニパレスの向かいにカメハメハ像が立っています。毎年6月11日にこのカメハメハ像にたくさんのレイがかけられます。数メートルあるレイを、消防署のスタッフがはしご車を使ってかけます。首ではなく両腕に何十本もかけるので、花の壁ができてとてもキレイです。
photo:Kuni Nakai
フラの撮影などでお馴染みのハワイ在住カメラマン。へなしゅんの中高同級生。
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